畳選びのポイントをまとめてみました。家を建てる時や和室のリフォームする時に畳を選ぶポイントは専門家でないと、なかなかわかりませんよね。参考にしてみて下さいね。
お宅の畳、国産畳ですか? それとも中国産畳ですか?
「えっ? 畳って全部国産じゃないの?」
そう思う方も多いでしょう。
実は現在、流通している畳の多くが中国産畳と言われています。
中国産畳が生まれたのは1980年代、バブル華やかなりし頃。
マンションや住宅が次々と建てられたため、日本は畳を低価格で安定供給する必要に迫られます。
そこで日本企業が、現地で契約栽培をスタート。
「古事記」の時代から作られている国産畳を、ほんの20年ほどで中国産畳が追い抜いてしまったのです。
中国産畳が台頭してきた理由は、何と言っても「価格の安さ」。
畳表1枚あたりの価格で言うと、中国産畳は国産畳の半額〜3分の1になります。
中国産畳の安さの秘密は、まず「生産方法」にあります。
中国では生産と加工を分業しており、さらに人件費も日本に比べるとはるかに安いです。
そういえば畳に限らず、衣類や食品なども人件費の安いアジア諸国で生産する企業って、とっても多いですよね。
人件費と生産体制の違いが、「中国産畳の安さの秘密」といえます。
国産畳と中国産畳を比べると、確かに耐久性や色ツヤなども違うかもしれません。
中国産畳を嫌がる人もいるでしょう。
でも「国産畳と中国産畳の価格の違いは、働き方から来るもの」と考えると、無暗に中国産畳を怖れることもないのでは?
最初から「中国産畳は国産畳より品質が悪い」などと決めつけずに、住まいの形や予算にそって、臨機応変に選ぶことができればいいなと思います。
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